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ソナ・マコ国際コンテンポラリーアートフェア レポート


Photo by Francisco Kochen

¡Hola! カイカイキキ・ギャラリーが参加したZona Maco国際コンテンポラリーアート・フェアが終わったメキシコシティから、レポートをお送りします!

ギャラリーとしてもアーティスト達も初お目見えしたZona Maco。
にも関わらず、ブースは大人気。
訪れてくれた皆様の、暖かいサポートと熱意に感謝です。

さて、フェアの様子を報告します。

【サンシャイン、ソンブレロ、そして・・・シンさん!?】

現地に到着してすぐに我々が向かったのは、会場のCentro Banamexコンベンション・センター。
こちらもまだまだ準備中です。カイカイキキのブースは、会場後方の角っこという位置に確保されていました。

お日様さんさんの会場までの道のり。さすがメキシコです。

メキシコに到着したのはフェアのオープニング48時間前。
設営する作品数は20以上、会場にいられる時間は限られているし、時刻ももうじき正午に・・・こんなとき頼れるのはただひとり、カイカイキキの展示設営ディレクター、北原シンさん!馴染みのある鉢巻姿で写真に写っている人物です。
写真右より、西ノ田、田中伶、佐藤玲の作品。
そして、目下、幕野まえりを設営中。

まずはクレート(木箱)の積み下ろしから。
これまでアート作品をシッピングした経験の無い皆さんのために補足すると、こういうとき使うクレートは想像以上に大きい(そして重い)です!

ダミーを使ってペインティングの最適な配置を見極めて・・・
作品は、展示されていきます。

そして忘れてはならないのが「New Day」チャリティーTシャツ!
今回のイベントに向けて特別に用意されたシャツの売り上げは全額、東日本大震災の被災地における救援活動をサポートする団体に寄付されます。

2日間の懸命な作業で、ブースの準備は整いました!
左から:田村吉康、mi(上も下も)、ob、げみ、坂知夏

Photo by Francisco Kochen

左から:けーしん、西ノ田、田中伶、幕野まえり、佐藤玲

げみ(左) and 幕野まえり(右)

そして開会されると、会場はゲストで溢れ始めました。

いつの間にか、ブースは超満杯に。動けない程、人が一杯でした。

ブースに飾った田村吉康さんの作品「Antenna」は、外からでもお客様の目を奪いました。

作品の前で記念撮影をする波は絶えず。。。

他にとりわけ、子供も大人も目を惹いたのは、
坂知夏のゾウを模ったピンクの立体作品「ふるふる雨ふる」。
実は全くの偶然(それとも幸運と呼ぶべき?)なのですが、鼻を空に向けたゾウはメキシコでは縁起がよいとされるのです!というわけで、作品の前には次から次へと人がやってきては、ゾウと一緒にポーズをとります。

プレスからもたくさんの注目を集めました。以下、カイカイキキスタッフが、メキシコのテレビ局から取材を受けます。

驚く事に、小さなお子様連れの家族が沢山見かけれました。
これによって、会場はアットホームな雰囲気でたっぷり。

メキシコでの5日間は、
出会いとにぎやかなおしゃべりで過ぎ、遂にadios(さよなら)のときが。
メキシコシティのアートファンの皆さん、暖かくお迎えいただきありがとうございました。またすぐにお会いできることを願っています!