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ABR vs GEISAIレポート

2010.08.17『村上隆 vs 若手「トンパチ」アーティストらが大舌戦 “ABR vs GEISAI” 徹底討論 芸術とは何か?』開催レポート

8月8日に、カイカイキキギャラリーを放送スタジオにして行われたアートトーク番組
『村上隆vs若手「トンパチ」アーティストらが大舌戦“ABR vs GEISAI”徹底討論 芸術とは何か?』
ニコニコ生放送での来場者数は13,302人、総コメント数は56,050件にも及び、当日の観覧席も満席になるほど、沢山のお客様にお越し頂きました。

会場のセット風景。ビールケースに赤提灯。まるで平日の新橋界隈の居酒屋のようです。

GEISAIや妖怪フェスティバルの時の提灯も活用し、会場は笛の音が聞こえてきそうなお祭りムードが漂っています。

放送開始前に、10月に刊行予定の雑誌『スーパーフラット』の表紙撮影を敢行。写真家の鈴木心さんには、飛び入りでトークバトルにも参加頂きました。

いよいよ19時に開演。「アートバトルロワイアル(ABR)」主宰の岡田聡さん(右)も早速登場。村上もGEISAI法被に江戸前風の衣装に着替えて気合い十分。

お客さんは満席の大入りです。

アーティストは、ビールジョッキ片手に登場。(中身はウーロン茶です。)

「日本でアートをやる意味があるの?」という問いに答えるべく、全国から約二十数名の若手アーティストが集結。日本にはアートマーケットが根付いているのか、、この先10年アーティストがどうやって食べて行くのか、、議題はつきません。
参加アーティストはこちら

ABRからは、0000、CHAOS*LOUNGE、栗原森元、DIG&BURY、花房太一。

迎え撃つGEISAIからは、青木良太、川上秀行、杉浦慶太、はまぐちさくらこ、美島菊名、ユニットメーカー、日本画学生の杉山愉岳、現役美大生らが参加。

飛び入り参加頂いた鈴木心さんと、編集者の服部円さん。話題はちょうどこのイベントの数日前に会社化を公表した0000へ。「なぜ会社化にするのか」と、するどい質問。

畳スペースにはバーカウンターも設置。会場のライブと平行してモニターでニコ生のコメントも見ることが出来ます。

終了予定時刻が近づいても議論は白熱!放送を延長して後半戦に突入。

番組終了前に取った恒例のアンケートでは、
「また、こういった討論番組を見たいですか?」という質問に対して、
YES[75.5%]、NO[24.5%]という結果になりました。

会場では、YESの回答の多さに出演者一同発狂。

日本の美術・文化はこれでいいのか?という問いかけで始まったトークバトルでしたが、今後、より大きなうねりを感じて頂けるようなトークイベントを行って行きたいと思います。

詳細はウェブサイトにて告知を致します。
次回放送も、どうぞお楽しみに。


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