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トーク:生活工芸懐疑論

「陶芸・彫刻を考えるきっかけ:信楽に撒かれた種」展、最終日である4月28日に、うつわノートの松本武明氏によるトークショーを開催致します。

生活工芸懐疑論
4月28日(金)19:00~20:30
松本武明(ギャラリーうつわノート)×聞き役:村上隆
会場:カイカイキキギャラリー
「陶芸・彫刻を考えるきっかけ:信楽に撒かれた種」展内にて
※入場料1,000円(18:30受付開始)

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うつわノート」の松本さんは本展のキュレーター村上の陶芸を考える試金石となる強固な思想をお持ちの陶芸工芸の実践者にして思想家の一人です。松本さんと村上は、ココ数年、「生活工芸」の中から出現してきている特異点というか、新興の芽に関して、自覚的にみつめてきました。

先日、松本さんは新潮社、工芸の専門誌「青花」の主催するトークショウにて<工芸と私 No.9 生活工芸派以後の工芸>というタイトルの講演会をしてきて、その内容は、ご自身の考える「生活工芸」という言葉への疑問と、ご自身の活動を紹介したようです。その講演会で使用したpdfを村上が見て、感動し、今回のトーク開催となりました。

カイカイキキギャラリーでの陶芸展のシリーズは現代美術と陶芸の関係性です。

なので、ハードコアな陶芸の世界とはかけ離れているようにみえるかもしれませんが実は、時代の濁流とともに、色んな形で交わり、そして離れてゆく歴史を繰り返してきました。そういう基礎知識とともに、これからを考えるアイディアのきっかけになるお話が聞けると思います。

村上隆