すべてが至福の海にとけますように

タカノ綾

2014年3月6日 – 2014年4月2日
閉廊日:日曜・月曜・祝日
レセプション:2014年3月6日(木)18:00〜
レセプション出演者:
joseph nothing(DJ)
坂東以津緒(日本舞踊家)
富士松延治太夫(新内節)

※展覧会は終了しました。
沢山のご来場、誠にありがとうございました。

トークショー

第1回
辻信一(文化人類学者)x タカノ綾(アーティスト)

2014年3月7日(金)19:00〜20:30
※イベントは終了しました

第2回
三上丈晴(雑誌『ムー』編集長)x 雪舟えま(詩人)x タカノ綾(アーティスト)

2014年3月29日(土)15:00〜16:30
※イベントは終了しました

作品集「すべてが至福の海にとけますように」

3月発売
2,900円/カイカイキキ刊
※会期中、会場にて販売致します。

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すべてが至福の海にとけますように(detail), 2014
Oil on canvas
2300 x 6500 mm
©2014 Aya Takano/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

3月6日(木)よりKaikai Kiki Gallery にて、タカノ綾の個展を開催いたします。本展では3.11の東日本大震災をテーマにした6mの大作をはじめ、デビューから20年近くを経て、成熟を遂げた作品群が登場します。近年は海外の美術館やギャラリーでの個展が多く、日本では8年ぶりとなります。展覧会ではペインティングの他に、フラワーアーティストの東信氏とのコラボレーションにより、植物と人間との関係性を見つめ直す作品としての”森”も出現します。

タカノ綾からのメッセージ

3.11よりも前は、ここじゃないどこかに
きっとすごい素晴らしい場所があるに違いないっていう気持ちでずっと暮らしてて、でも今は、ここじゃないどこかじゃなくて、目の前に光ってる葉っぱとか、太陽とか風とかが本当に天国なんだなって思うようになって。外に探してたけど、青い鳥の話みたいにこの場所に自分が天国も地獄も作り出してたのかなって思って。

タカノ綾 × 東信 「終焉の森、そして始まり」

展覧会ではフラワーアーティスト東信さんとのコラボレーションにより、7mの森がギャラリー内に出現します。
azumasketchSketch by Azuma Makoto

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「終焉の森、そして始まり」の中に加えられる黄色いハンカチは、タカノ綾が震災後の仙台の荒浜を訪れた際、黄色いハンカチが青い空の下ではためく景色に感銘を受け、ぜひ入れたいと現地の皆様の協力を得て取り入れたもの。
こちらは「希望の黄色いハンカチ大作戦」という、仙台荒浜のふるさと再生を願う住民の方々と支援者の取り組みです。今回は団体への応援の気持ちを込め、作品の中に取り入れています。

公式web site http://yellowarahama.at.webry.info/

プロフィール

本展に参加くださる皆様をご紹介します。

collaboration

東信
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1976年生まれ。フラワーアーティスト

2002年より花屋を営み続け、現在は東京・南青山にてオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。2005年からフラワーアーティストとしてニューヨーク、パリ、ドイツなど、国内外で精力的な活動を展開。2009年より、植物の可能性をさらに追求する実験的植物集団「東信、花樹研究所」を立ち上げ、植物をキーワードに様々な分野で幅広く活動している。
東の全てにおける活動は、花・植物のみが有しているもっとも神秘的な形を見つけ、それを美的なレベルに変換し表現する事で、植物の価値を高める事に一貫している。

公式web site www.azumamakoto.com
facebook http://www.facebook.com/MakotoAzuma

exihibition sound & opening performance

joseph nothing
prof_joseph

1998年『あまちゃん』作曲家の大友良英氏率いるGround Zeroのアルバム『Consummation』にRom=Pari名義でリミキサーとしてキャリアスタート。2001年よりBjorkやAphex Twinのリミックスをつとめるμ-ziq主宰のPlanet-μ recordsより2枚のアルバム、シングル、コンピレーションを発表。2007年よりタカノ綾アートワーク全面参加の廃墟病院で制作された三部作『Shambhala number one,two and three』をUMAA recordsよりリリース。
他にもリミキサー、CM音楽作曲家、アレンジャーとして国内外の楽曲制作を多数手掛ける。

公式web site http://josephnothing.com/

opening performance

坂東以津緒
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昭和31年横浜に生まれる。2才より母である坂東三津以に手ほどきを受け、3才で初舞台をふむ。15才で坂東流師範を許され古典を中心に勉強し舞踊の道を志す。
平成7年8年と日本舞踊社主催「みそみ会」で「年増」「まかしょ」にて入賞。また、平成8年より(社)日本舞踊協会主催の新春舞踊大会にて「供奴」「玉屋」で奨励賞、「源太」「年増」「流星」で大会賞、平成13年 の 「流星」は大会賞に併せて特別賞文部科学大臣奨励賞を受賞。文化庁主催「本物の舞台芸術体験事業」公演やNHK主催「芸の真髄」公演、国立劇場自主公演など多数出演。古典舞踊をライフワークとしているが、同時に創作舞踊の振付けも手がける。
昨年は宮沢賢治の「いちょうの実」など朗読と舞踊をコラボレーションさせた作品を発表。現在、横浜に稽古場を持ち指導をしながら古典、創作を問わずいろいろな舞台に出演、活動している。

ご披露くださる演目の解説

長唄 島の千歳(しまのせんざい)

「島の千歳」とは平安時代の白拍子の名前です。(白拍子とは平安末期に発生した歌舞の一種、またその歌舞を演奏し舞うことを職業とした女性のことをいいます。)
長唄「島の千歳」は、平家物語の記述にも残る島の千歳という白拍子が、優雅に毅然と舞う様を表した曲です。このたびは曲の後半、月影のもと、水の流れをさまざまに表現し水と戯れ舞う部分を踊らせていただきます。

水は生命の根源、汲めども尽きぬ若水のめでたさを祝して舞納めます。

富士松延治太夫
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昭和19年5月、横浜に生まれる。昭和44年に新内勝恵師に師事。
昭和64年に横浜野毛飲食街で新内流しを復活する。平成2年には新内協会理事長、富士松長門太夫師の後見で新内節相模派を創設し、富士松延治太夫を名乗る。近年の活動として、平成17年、 芸歴40周年記念演奏会開催。平成20年、創流20周年記念演奏会開催。平成21年、第64回文化庁芸術祭参加等。

Talk Show

辻信一
prof_tsuji

1952年生まれ。文化人類学者。環境運動家。明治学院大学国際学部教員。
NGO「ナマケモノ倶楽部」世話人。NPO「カフェ・デラ・テラ」共同代表。「スローライフ」「GNH」「キャンドルナイト」などをキーワードに環境=文化運動を進める一方、環境共生型の「スロー・ビジネス」にも取り組んできた。
東日本大震災以後は、「ポスト311を創る」キャンペーンを展開。著書に『スロー・イズ・ビューティフル』(平凡社ライブラリー)、『自然農という生き方~いのちの道を、たんたんと』(川口由一氏との共著、 大月書店)『ナマケモノ教授のぶらぶら人類学』(SOKEIパブリック)など。映像作品には、『川口由一の自然農というしあわせ with 辻信一』(ゆっくり堂、DVDシリーズ「アジアの英知」第2巻)など。

三上丈晴
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1968年9月9日生まれ。青森県弘前市出身。筑波大学自然学類卒業。1991年、学習研究社(学研)入社。『歴史群像』編集部3か月を経て、入社1年目から『ムー』編集部。2005年に5代目編集長就任。
三上は言う、「『ムー』は、『日本で唯一真実が書いてある』雑誌」。「日本で起きた超能力やUFOブームの影にはいつもこの雑誌があった」。

雪舟えま
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©吉原洋一

1974年札幌市生、歌人、作家、ボーカリスト、占い師。
著書に歌集『たんぽるぽる』(短歌研究社)、小説集『タラチネ・ドリーム・マイン』(PARCO出版)、『バージンパンケーキ国分寺』(早川書房)、絵本『3びきのこねこ』(福音館書店)など。バンド「スリリングサーティー」でボーカルを務めるほか、ジュテーム★マミィ名義で占い師活動も。
公式web site http://yukifuneemma.com/