黒田泰蔵

くろだたいぞう

プロフィール

1946(昭和21)年生まれ。1967年カナダで陶芸を学び始めた時から、独自の表現の獲得への不断の歩みがはじまりました。1981年 の帰国後も模索は続き、先達に教えを請います。1991年伊東市にて築窯。この頃ようやく白磁への挑戦の機は満ち、以後新しい自己表現に叶っ たピュアな作品を生み出し続けています。

やわらかなゆがみのある端正なフォルムと清冽で無垢な白い磁肌。端的に示される東洋の感性。用の美を内包する健全な精神で律せられた美のか たち。そこには普遍的な美を純真に追い求めてやまない黒田の姿と重なります。作品の1点1点はロクロと対峙した黒田の一瞬を封印した、ミニマムな宇宙 といえるのではないでしょうか。

個展
2013 「黒田泰蔵展」Kaikai Kiki Gallery(東京)
「黒田泰蔵展」谷松屋戸田ギャラリー(大阪)
2010 吉井画廊(東京)
2008 デザインマイアミ・バーゼル(マイアミ)NY YOSHII GALLERY
聊娯亭りょうごてい(東京)
2007 新宿高島屋美術画廊(東京)
2006 東京日本橋高島屋美術画廊(東京)
デザインマイアミ・バーゼル(マイアミ)NY YOSHII GALLERY
2005 横浜高島屋美術部画廊(神奈川)
大阪・なんば高島屋美術画廊(大阪)
2004 名古屋高島屋美術画廊(愛知)
東京日本橋高島屋美術画廊(東京)
Zetterquist Galleries(ニューヨーク)
2003 大阪・なんば高島屋美術画廊(大阪)
2002 Tong-In Gallery(ソウル)
横浜高島屋(神奈川)
2001 谷松屋戸田商店(大阪)
2000 Zetterquist Galleries(ニューヨーク)
東京日本橋高島屋美術画廊(東京)
大阪・なんば高島屋美術画廊(大阪)
1998 三越百貨店本店美術部画廊(東京)
1992 桃居(東京)
1990 天野画廊(大阪)
1986 西武百貨店池袋店美術部画廊(東京)
1985 西武百貨店池袋店美術部画廊(東京)
1984 阪急百貨店美術部画廊(大阪)
1983 阪急百貨店美術部画廊(大阪)
1982 Savoir Vivre(東京)
企画展
2012 「現代の座標」東京国立近代美術館 (東京) 
2006 「現代の茶陶」菊池寛実記念智美術館(東京)
2003 「茶の湯展」New York Japan Society (ニューヨーク)
「現代日本の陶芸 受容と発信」東京都庭園美術館(東京)
2002 「近代工芸百年の歴史」東京国立近代美術館(東京)
2000 「うつわをみる」東京国立近代美術館(東京)