カシン・ローン
Kasing Lung

プロフィール
カシンは、ベルギーに住む子供向けの本のイラストレーターである。2011年に、中国語の絵本とコレクタブル・フィギュアのシリーズをリリースすべくHow2workとコラボレーションを開始。中国語で書かれた初めての絵本『My Little Planet』は、2013年に台湾で出版された。2014年には出版社De Eenhoornの誘いを受け、著名な作家ブリジット・ミンネとのコラボレーションで子供向け絵本『Lizzy Wil Danssen(リジーはダンスがしたい)』をベルギーで刊行。マーケットの反応は上々で、その後様々な言語に翻訳されてヨーロッパとアジアの国々で流通している。
カシンは、妖精やエルフという概念は北欧の神話や伝説が起源だと考えている。それらはヨーロッパの民話や文学で何世紀にもわたりポピュラーなテーマとして取り上げられており、ヨーロッパの文化的価値観の中核を担うとみなされている。そういった神話や伝説と共に育った生い立ちと、それらが妖精などの起源であるという考え方を背景に、2015年にはそれぞれ『THE PUCA STORY』、『PATO AND THE GIRL』、『MIRO’S REQUIEM』と題された「the Monsters」という中国語の物語シリーズの制作に着手。またビニールフィギュア「The Monsters」シリーズは2015年にHow2workからローンチされたが、可愛らしいキャラクターの「Labubu(ラブブ)」は絶大なる人気を博し、これまでに300を超える色と形、サイズでリリースされている。2016年以降はペインティングとドローイングにより力を入れるようになり、お得意のテーマをアートの世界で表現することを楽しんでいる
2020 | 「THIS IS WHAT IT FEELS LIKE」Hidari Zingaro(東京) |
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2018 | 「The Monsters Store」ポップアップストア(台北) 「Kasing’s Room 237」靠辺走芸術空間(台北) |
2017 | 「The Wild Things Monsters」Paradise(台北) 「De Kleuren Monsters」海港城美術館(香港) |
2016 | 「My God It’s Full of Stars」靠辺走芸術空間(台北) |
2014 | 「My Little Planet」Paradise(台北) |
2013 | 「A Toys Forest」恒基兆業商場(香港) |
2012 | 「Little Planet Network」誠品書店(台中) |
2020 | 「Unwrapped」Area 36 by JPS Art Gallery(東京) |
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2019 | 「Another Side of Tezuka Exhibition」The Little Hut(台北) 「The Monsters and The Cosmic Starts」JPS Art Gallery(東京) |
2015 | 「How Little World」台北トイフェスティバル(台北) |
2011 | 「One Day Children」新光三越(台中) |
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